そば打ちの趣味が高じて日本そば店を開いたと言った話はよく聞くが、かく言うここ「たちばな」の店主・小野塚一雄さん(50歳)もそんな一人だ。それだけに手打ちそばへの思い入れは人一倍強く、その言葉の端々にそばへの愛情すら感じられる。そば粉は全国的にも評価の高い関城町産の「常陸秋そば」を使用し、二八を基本に毎日の湿度に応じながら加水を調整して丹念に打ち上げる。

 また、鰹節やサバ節、昆布からダシを取り、隠し味を加えて仕上げるという角の取れたようなまろやかな醤油の味わいを醸し出すそばつゆが、手打ちならではの喉ごしと香りの良いそばの旨みを如何なく引き立てる。創業は平成11年4月とまだ新しいが、老舗にも負けない風格と匠の技を漂わせる実力店だ。

 

特大の海老2尾ほか、ナス、カボチャ、アスパラ、ししとうなどの野菜をサクッと揚げた天ぷらが添えられる店主一押しのメニュー「天ざるそば」。中でも表面はサクサクで中身がプリプリの特大海老天は食べ応えもあり、商品のクオリティを高めてくれる存在。思わず「うまい!」と言いたくなること請け合いだ。他にも、うどんや丼もの、セット類、一品料理など充実したメニューがラインナップされ、宴会はもちろん多様な客層にも幅広く対応可能。(取材:撮影 関城町商工会青年部)

 

【住所】 茨城県真壁郡関城町藤ヶ谷1132−9

【電話】0296−37−5046

【時間】11:30〜14:00

     17:30〜21:00

【定休】隔週水曜日