「鬼怒川沿いで出来る食材は、何でも美味しいんだよね」と、屈託のない笑顔で語る店主・新井憲治さん(五七歳)。実父の経営していた明野町海老ヶ島の本店から暖簾分けを受け、下妻市高道祖での営業を経て、ここ関城町に店舗を構えたのは平成十二年。以来、関城町から下妻市に掛けた鬼怒川沿いの農家で生産される米、野菜、食肉類を使用し、子供からお年寄りまで安心して食べて頂ける身体に良い料理をコンセプトに、定職類から丼もの、ラーメン類等、約100種類近いメニューを掲げ営業に勤しんでいる。近年、日本料理を学んで来たご息子が厨房に加わり、バリエーションに更に広がりを見せ、大小宴会でも、その実力を発揮。根っからの料理人の遺伝子は、親から子へ、子から孫へと着実に受け継がれている。

  

 「一心軒特製味噌とんかつ」。定食は、こちらにライス、味噌汁、小鉢、お新香が付く。味の決め手となるのは、もちろん独自に研究を重ねた末に編み出したオリジナルの特製味噌ダレ。自家製ソースをベースに西京桜味噌を合わせると言う味噌ダレは、まろやかな甘みすら感じる濃厚な味わいが、サクッと揚げられたコロモを壊さずに良質の豚肉本来の旨味により一層引き立ててくれる。大衆食となって久しい感もあるとんかつだが、ここでしか味わうことの出来ない独創性を感じさせてくれる看板メニューに相応しい一品だ。(取材:撮影 関城町商工会青年部)

 

【店舗データ】

【住所 】関城町 船玉286−19

【電話】0296−20−3332

【時間】11:00〜21:00

【定休】火曜日