
今年11月23日で創業14周年を迎えた『蕎麦の館 えん野』。県道結城下妻線からちょっと奥まった正直わかりにくい場所に位置するお店だが、創立以来延べ35万人もの来客が訪れていると聞いて驚かされた。更に、けして豪華なメニューがあるわけではなく、単品でざるそばがあるのみにも関わらず、県内はもとより遠く他県ナンバーの車が駐車場を埋め尽くすと言うからなお驚きだ。
店主は茨城県北のそばに魅せられ、独学でそば打ちを始め、素人同然にゼロからスタート。しかし、手打そばの醍醐味を追求すべく日々進化するその味には、宣伝・営業等は一切せずとも口コミで一人増え二人増え、今や多数の常連客で連日賑わいを見せる。立地条件は二の次だと言わんばかりの盛況振りには脱帽だ。
手打そばの真髄とも言うべき「ざるそば」。そば粉は地元契約農家から直接材料を仕入れて挽く自家製粉。挽き立て、打ち立て、茹で立ての3立てにこだわり仕上げられる自慢のそばは、手打ならではの不揃いな麺線が、オリジナルのそばつゆと程よく絡み、口の中で複雑な食感と心地良い風味を奏でる。
感謝と謙虚さを旨とし、初心を忘れずに本物の味を提供して行きたいと言う店主の信念に触れ、多くの方々にこのお店の味を堪能して頂きたいと言う思いに駆られる逸品だ。(取材:撮影 関城町商工会青年部)※今月号で関城グルメ探訪は終了です。
【店舗データ】
【住所
【電話】0296−37−2092
【時間】11:00〜16:00
【定休】日曜日